はないく児童クラブでは、挨拶などの『徳育』面も重視して指導しています。
その徳育の前提となるのが『心』です。
『花育教室』は、お花の習い事ですが、一番の目的は『お花で心を豊かに育む』こと。
「心が豊かってなに?どういうことをいうのかな?」
「綺麗なお花だと思うココロって、だた綺麗だね、って言うこととは違うね」
目に見えなくて、確かな答えがないそのことを、先生たちが子どもたちに問いかけます。

バラの刺をとったり、要らない葉を間引くところから、
茎の切り方や、その切り方をする理由について説明しました。
そして、お花の花びらの扱い方や
茎のどこを持って作業をすればいいのか
そして、お花屋さんでお花を選ぶ時のポイントも。

2,3年生は3月のレッスンの復習になり、リーダーシップをとって1年生に教えられるかな?かと思ったのですが、難しかった様子(泣)
先生のお話もっとちゃんと聞いておけば・・・と反省する児童も(苦笑)
少し余裕ができると、自分で工夫して考えて出来たことを、お友達に教えてあげる子も出てきて、ほっと一息。
友達と茎の太さの違いに気づいた子や、刺の硬さに戸惑った子もいました。
お花にも個性やいろいろな状態があるんだね。
一輪と向き合うこと。なにより、プレゼント用の袋に入るように、自分のちょうどいいと思える長さに切るのが、とても難しかったようです。
「お花は生きているから、帰っても声をかけてあげてね。」
と伝えると、大事そうに持って帰ってくれました。
『心の豊かさ』言葉にできなくても、子どもたちの心に確実に届いています。

4月1日から利用した児童が多く、はないく児童クラブでの生活のお約束を、すぐに覚えることが出来ました。
きちんと時間を見て、先生の注意事項を聞いて、段取り良くメリハリのある動きがわずか一週間以内に出来るようになったことに驚きです。
県外の先生からも『段取り力』『集団力』の高さを評価いただいていますが、これも親御さんのご協力有ってこそだと実感しています。
何事も最初が肝心。初心忘るべからず。
