好きなことを、好きな時に、好きな場所で、好きなだけ♡
私は大学1年生~4年生までの4年間、藤枝市内の児童クラブでアルバイトをしていました。
当時は40名ほどの児童だったと思います。
主に夏休みを利用して、学費を稼いだり、海外旅行に行くためにバイトをしていました。
大学生の特権=暇な期間(3ヶ月ほど)に子どもたちと遊んで。
リレーしたり、水遊びしたり、富士山へ遠足に行ったり・・・
あっという間の1日(11時間)、思う存分働けました。
どちらかというと、ご年配の職員が多いという印象の児童クラブ。
そして、私が子どものころは「学童に行ってるなんて可哀そうだね」と言っていた時代で、最初は子どもたちがどんな顔をして過ごしているのか緊張しました。
ところが今や男女共同参画で母親が仕事をするのが当たり前で、専業主婦のほうが珍しいといわれる現代。
当時も家庭の事情を理解している子どもたちにとって、児童クラブが大切な居場所の1つとなっていました。
そして、とても楽しそうに過ごしていました。
大学時代、教職課程で学んではいたものの、経営や心理学など幅広く学んでいた私にとっては、児童クラブの先生は進路にありませんでした。
今も恐らく全国的に見ても、選択肢の1つとしている専門学校生や大学生は少ないのではないかと思います。
キャリア支援の職員にも「生活できない仕事は紹介できない」と言われてしまう学生もいるのではないでしょうか。
私が学生の頃も、同級生が教授に「これからはブライダルじゃない!葬儀へいけ!」なんて言われてました(笑)
たしかに、市の委託による放課後児童クラブの保育料は、民間の4分の1程度。
人件費も、子どもたちと接する保育の準備と時間のみで、企画や決算書を作成するにもその事務時間は加味されていません。
このように国の施策が進まず、1年で半数が辞めてしまうというデータもあるほど過酷な職場ともいわれています。
そして、児童クラブは地域福祉(コミュニティ)がキーポイントとなるのですが、行政が追い付いていないのが現状です。
30年以上改革活動している先生も全国にいらっしゃいますが、それでも変わらないシステムの中、この仕事を本気で好きで楽しいと思えるかどうか。それが児童クラブの先生を続けるコツです。(どんな仕事でも同じことですが)
私は大企業に勤めた後、独立して学習塾をはじめました。
そして教育や会計、経営の知識と経験を活かし、はないく児童クラブという児童健全育成の現場で働くご縁をいただきました。
新しい『風の時代』がやってきました。
副業(複業)の時代です。
皆さんの得た知識や情報を根付かせ、自分の個性や才能を思う存分発揮できるように。
自分が好きなことを、好きな場所で、好きなだけ出来る働き方を見つける、ほんのちょっとしたエッセンスを、はないく児童クラブで見つけてください。
by Ayumi
2021.1.1
《 花育 ✖ 健全育成 》
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